年末年始の交通事故防止を呼び掛けようと、宇和島交通安全協会は27日、高さ約5メートル、幅約4メートルのジャンボ門松を宇和島市並松2丁目の宇和島署に取り付けた。
 2004年から毎年設置。27日は午前7時半ごろから、会員約20人が竹や松、杉などを手際よく組み立てた。仕上げに、ロープを巻いて作った約1.2メートルの紅白のエビや「交通安全」と記したパネルを飾り付け、約3時間半で完成させた。同協会の川上豊会長(74)は「年末年始は交通量が多くなり事故も増える時期。事故が1件でも減るよう、門松に思いを込めた」と話した。16年1月8日まで設置する。